脳ドック
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脳は人間にとって最も重要な臓器です。
脳の病気は、早期発見早期治療が大切です。
ぜひ、脳ドックを受けてみてください。
脳ドックとは
脳ドックは、脳の病気の危険因子を発見し、病気にならないように予防するための脳の健康診断です。
脳は人間にとって最も重要な臓器です。身体を動かすのも、物事を記憶するのも、喜びも悲しみも、すべて脳の働きです。心臓や呼吸、血圧のコントロール、ホルモンの調整も脳が行なっています。 あらゆる生命活動を司っているこの大事な脳を守るために、脳を詳しく検査し、病気の予防対策を考え、病気があれば、出来る限り早期に治療を行うことにより、より健康な脳の状態を保つことが目的です。
早期発見が重要
脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血などの脳卒中は、日本人の三大死因のひとつです。
脳卒中は一瞬にして生命を奪ったり、言語障害や麻痺などの重い後遺症をもたらすことは少なくありません。これらの病気は、病気になってからの治療では遅く、発症を防ぐことが最大の治療なのです。
現在の65歳以上人口における認知症の有病率は約7%で、2025年には約10%となることが予測されています。年代別にみると、65~69歳では1.9%ですが、85歳以上では33.9%と3人に1人は認知症に罹っていると推測されています。
認知症の原因で最も多いのは、アルツハイマー型認知症ですが、早期であれば、進行を遅らせる内服治療が可能です。 次に多いのは血管性認知症ですが、これは脳卒中の発症を予防し、脳卒中の危険因子をうまくコントロールすることで、認知症になるのを防ぐことが出来ます。
また、慢性硬膜下血種や正常圧水頭症、甲状腺機能障害やビタミン欠乏症などは、早期であれば、治療により治る可能性のある認知症です。
脳の病気は、自覚症状があらわれないことも多くあります。気が付いた時には、かなり病状が進行していた・・・というケースも少なくありません。早期発見・早期治療が脳の健康を保つ上で、最も重要です。
平均寿命が80歳を超える現代の日本においては、定期的に受診することが大切です。
脳の健康を脅かす危険因子や脳の状態を調べます。
高血圧症や糖尿病、高脂血症、肥満のある方は、脳卒中や認知症のリスクが高くなります。
脳ドックは、これらの基礎疾患がある方はもちろんですが、健康な方はより健康な脳を保ち、脳の病気から守り、早期治療へのお手伝いをします。重篤な症状を引き起こす前に、年に1度の脳ドックで脳の検査を行いましょう。
検査項目
- 問診、血圧・脈拍測定、身長・体重・腹囲測定、BMI
- 高血圧や糖尿病、高脂血症、肥満などの脳卒中や認知症の危険因子がないか検査します。
- 心電図検査
- 脳梗塞の原因となりうる不整脈や心臓病がないか検査します。
- 物忘れ検査
- 認知症がないか、神経心理検査を行います。
- 頚動脈エコー検査
- 超音波装置を用いて、頚動脈を詳細に観察し、脳へ血流を送る血管が動脈硬化性変化などにより狭窄していないかを検査します。
狭窄病変があれば、生活の改善を図り、必要により内服治療を開始します。
狭窄が高度であれば、外科的治療の必要性を検討します。 - 頭部CT検査
- 脳梗塞や脳出血、脳の委縮などがないか、CT装置を用いて検査します。
- 血液検査、尿検査
- 貧血や多血症の有無、肝機能検査、腎機能検査、脂質系検査、糖尿病の有無、凝固系検査、甲状腺機能検査、尿検査を行います。
- その他
- 希望者は腫瘍マーカーやビタミン系、腫瘍マーカーの血液検査や、血管年齢検査、骨年齢検査、CT装置を用いた内臓脂肪率測定、体部CT検査も可能です(別途費用がかかります)。